就業規則と経営指針(経営理念・方針・計画)は車の両輪
むずかしい法律・専門用語はできるだけ使わずに、わかりやすい表現・日常用語、わかりやすい文章にします。なるべく「です・ます」調にします。
社員が責任感を持って経営指針を実施する自主性をひきだす文章にします。
就業規則とは
就業規則とは、働く上でのルールや労働条件を定めたものです。
1.ルールの明確化で、社員との信頼関係を築くためにも必要なものです。
2.信頼をベースに、全社一丸の企業づくりのために大切です。
3. 安心して働くける職場づくりこそ、定着率と採用力の鍵となります。
ワークルールブックとは
就業規則だけでは伝えられない、社長の思いも伝える冊子です。
就業規則の内容と、会社が社員に伝えたい思いを、社員さんがより読みやすい形でまとめます。
わかりやすい項目立てで、社員さんが働く上での手続きなど、必要なときにすぐに調べられます。
就業規則を策定する際のポイント
実態にあった運用しやすい内容にすることが重要です。
法律や、法改正の内容を抑えた規則にすることは当然ですが、会社の実態をよく考えずに就業規則を作成してしまうと、運用の際に担当者が迷ってしまったり、社員にうまく説明できずに不信感を与えてしまうことがあります。
会社の実態にあった、納得感のある内容で就業規則を作成します。
経営指針と就業規則は車の両輪
経営指針に会社の未来への道筋を示すように、就業規則の定期的に見直すことで、社員が将来的にも安心して働き続けられる環境であることを示すことができます。
会社の成長と社員の人生のビジョンが一致することで、互いのより良い未来のために、力を合わせることができるようになります。
就業規則には自社の思いを反映させみましょう
例えば・・・
第○条 患者さんと私たちは一緒になって病気とむかいあいます。診療室に心のかよった 会話と応対をそだててください。「お大事に」と一言かけてください。
このように規定することで
「よい会社にしたい」、という社長の志を大切に経営指針と会社の実態に合った就業規則を策定することで従業員の皆様にも思いを伝えることができます。
社員への説明会の実施
就業規則を作っても、社員にきちんと説明せず、机の中にしまってしまえば、作っていないのと同じことになってしまいます。
専門家として、就業規則のポイントとなる部分と、社長の思いをわかりやすく説明し、納得を得られる説明会の実施も行っております。